2009年9月4日金曜日

OpenEmbedded

BeagleBoard のデモは、Ångström とかいうディストリビューションでできていて、なんでも OpenEmbedded とかいうツールでビルドするのだそうです。大抵こういう重々しい雰囲気のときは、若気の至り的な匂いがプンプンします。いわゆる、特定用途向けパワーツールを、極めて一般的にしてみました、みたいな。

OpenEmbedded というのも、目的が曖昧な割には徹底的に作ってしまったようなツールみたいで、ドキュメントも不足気味で、とりあえず動かしてみたのですが、一体裏で何をしているのか良く分かりません。個人的には、こういうパワーツールは苦手です。作った人には明確であっても、他人にはどうやって応用するのか、全然分かりません。

とりあえず、いきなりパワーツールで楽をしようとした私が悪いわけで、まずは素直に binutils、gcc のクロス環境から構築することにしました。ソースは FSF からダウンロードして、README と configure を見ながら、いろいろ苦吟しています。ああ、よく考えたら configure とか automake も、実はよく分かっていなかったんだっけ。プログラマ 35歳限界説って、そういうこと!? (← 違います

2 件のコメント:

  1. Su部員です。OpenEmbeddedはOpenZaurusで知りました。私も同じ匂いというかコンパイル大変やんで続ける気がなくなりました。と言ううちにZaurus自体が、、、。

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  2. Su さん
    そうそう、リナザウも突然なくなってしまいましたね。シ○ープ社の上層部の陰謀に違いない! (^^)

    > 私も同じ匂いというかコンパイル大変やんで
    そうなんですよ。たかだか組込環境を構築するのに、10GB もディスクを消費するなー、って感じです。作者の思いは分かるのですが、ちょっとやり過ぎな感じです。
    学生時代、研究室で 1GB のディスク(そんなディスク装置を持っている研究室は、あまりなかった)を Sun のサーバーに繋いだとき、友人が「もうこれで、一生ディスクを買わなくても良い感じだね」って呟いたのを覚えています。人間、一度贅沢になると、質素な環境には戻れませんね。(^^)

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