2009年9月3日木曜日

Debian 恐怖症

そうそう、Debian/GNU Linux です。むかーし(10年以上も前) Debian をインストールしたことがあったのですが、当時、Debian のインストーラが冗長で大嫌いになり、それからというもの Debian 恐怖症でした。

Ångström ディストリビューションを調べていたら OpenEmbedded というのがでてきて、さらにそいつを調べていたら、Debian のことが先頭に書かれていました。ははーん、Ångström の推奨デスクトップ(ディストリビューション)は Debian なのか、と思い、恐怖症を払拭すべく Debian をインストールしてみました。そもそも私は Ubuntu は嫌いでなく、こいつは Debian ベースなのでした。

Debian のインストールは、昔と違って比較的簡単にできました。唯一ハマったのは、VMware Workstation 4.5 ではインストールできなかったことです。でも、まあ、4.5 は古すぎるからしようがないよね、ということで、ESXi 4.0 にインストールしました。さすがに ESXi 4.0 は最新環境ということで、今度は無事にインストールできました。

次はパッケージ関連です。aptitude とかいうパワーツールがあって、こいつでパッケージ管理するのがお勧めらしいです。が、最初はうまく行っていたものの、git-core をインストールしようとしてハマりました。なんだか、パッケージが broken だとか言って、全然インストールできないのです。なんだよ、それ。そんな基本的なパッケージがインストールできないようなディストリビューションは、即、捨てです。かなり素朴な NetBSD の pkg システムですら、何かトラブると根本原因を追跡するのは厄介なのに、ここまでガチガチに構成されたパワーツールが期待通りに動かないと、ビギナーが原因追及するのは困難です。分解できない道具は壊れてはいけない、というのが鉄則です。

Debian はインストールしたばかりだし、特に未練はないので、別のディストリビューションを探すことにしました。昔は Slackware が好きだったのですが、さすがにこの御時勢では顰蹙を買いそうなので(というか、誰にも相手にして貰えないかもなので)、いまのところ CentOS を候補にしています。以前、知人の J さんが勧めてくれたというのも、その理由です。

とりあえず、CentOS を ESXi 上にインストールすれば開発環境はできますが、SD メモリカードのアクセスやシリアルコンソールのように、ダイレクトに BeagleBoard をホスト Linux に繋ぎたくなるシチュエーションでは ESXi では困ります。しかし、手持ちの VMware Workstaion 4.5 では厳しい状況なので、VMware Workstation 6.5 の導入を考えています。US$189 は安くはないですが、非常に優れたソフトなので検討してみます。(円高ですしね。) まずは評価版をダウンロードしました。明日以降、こいつの上に(ESXi とは別に)デスクトップの Linux 環境を載せてみようと思います。

今日も、「自分としては」全速力で走ってしまったので、とても疲れました。おまけに、Linux のことはほとんど忘れてしまっている自分が悲しくなりました。(7年前は Linux のドライバ書いていたのです。)

今日は、ここまで。

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