Ångström ディストリビューションを調べていたら OpenEmbedded というのがでてきて、さらにそいつを調べていたら、Debian のことが先頭に書かれていました。ははーん、Ångström の推奨デスクトップ(ディストリビューション)は Debian なのか、と思い、恐怖症を払拭すべく Debian をインストールしてみました。そもそも私は Ubuntu は嫌いでなく、こいつは Debian ベースなのでした。
Debian のインストールは、昔と違って比較的簡単にできました。唯一ハマったのは、VMware Workstation 4.5 ではインストールできなかったことです。でも、まあ、4.5 は古すぎるからしようがないよね、ということで、ESXi 4.0 にインストールしました。さすがに ESXi 4.0 は最新環境ということで、今度は無事にインストールできました。
次はパッケージ関連です。aptitude とかいうパワーツールがあって、こいつでパッケージ管理するのがお勧めらしいです。が、最初はうまく行っていたものの、git-core をインストールしようとしてハマりました。なんだか、パッケージが broken だとか言って、全然インストールできないのです。なんだよ、それ。そんな基本的なパッケージがインストールできないようなディストリビューションは、即、捨てです。かなり素朴な NetBSD の pkg システムですら、何かトラブると根本原因を追跡するのは厄介なのに、ここまでガチガチに構成されたパワーツールが期待通りに動かないと、ビギナーが原因追及するのは困難です。分解できない道具は壊れてはいけない、というのが鉄則です。
Debian はインストールしたばかりだし、特に未練はないので、別のディストリビューションを探すことにしました。昔は Slackware が好きだったのですが、さすがにこの御時勢では顰蹙を買いそうなので(というか、誰にも相手にして貰えないかもなので)、いまのところ CentOS を候補にしています。以前、知人の J さんが勧めてくれたというのも、その理由です。
とりあえず、CentOS を ESXi 上にインストールすれば開発環境はできますが、SD メモリカードのアクセスやシリアルコンソールのように、ダイレクトに BeagleBoard をホスト Linux に繋ぎたくなるシチュエーションでは ESXi では困ります。しかし、手持ちの VMware Workstaion 4.5 では厳しい状況なので、VMware Workstation 6.5 の導入を考えています。US$189 は安くはないですが、非常に優れたソフトなので検討してみます。(円高ですしね。) まずは評価版をダウンロードしました。明日以降、こいつの上に(ESXi とは別に)デスクトップの Linux 環境を載せてみようと思います。
今日も、「自分としては」全速力で走ってしまったので、とても疲れました。おまけに、Linux のことはほとんど忘れてしまっている自分が悲しくなりました。(7年前は Linux のドライバ書いていたのです。)
今日は、ここまで。
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